調整指数の計算方法

保活のハウツー

調整指数は、認可園に入園を希望する方にとっては必須の情報なのですが、
役所のHPや書類って、
文字が多くて、大事なことは小さ目の文字で書いてあるし、読みにくいですよね。

調べようと思って見てみても、
「難しそう…」
「よくわからなくて、役所のHPをそっと閉じた」
というような方も多いと思います。

そこで今回は、調整指数はどこを見て、どうやって計算すればいいのか
ということについて解説していきます。

調整指数は、保育園の必要度を点数化したもの

認可園に入園申し込みをすると、「利用調整」というステップを経て入園先が決まります。

「利用調整」とは、各家庭の保育園の必要度を点数化し、
点数の高い順から希望の園に割り振られる、という仕組みです。
その利用調整の時に使われる点数のことを「調整指数」といいます。
※地域によって若干呼び方が違います。

この指数をいかに高くできるかが、保活を進めていく上で大事なポイントになってきます。

では、どこを見て、どうやって計算すればいいのかについてを解説します。

どうやって計算すればいいのか

まず、調整指数はどこを見ればいいのかというと、
各自治体で配布されている冊子、または各自治体のHP上でPDFで公開されています。

「保育園の案内」のようなタイトルの書類で、
保育園の入園申し込みの流れや、提出する書類一覧、
のような内容がまとまっているのですが、
その中に、下の図のような表が掲載されているので、
その表を見て、自分の指数を計算していきます。

今回は東京都品川区のHPで公開されている書類を元に説明していきますが、
大まかな指数の見方や、注意する箇所はどの自治体もだいたい同じです。
ただ、細かい指数の計算方法の仕組みや、加算になるポイントについては各自治体で違いがあるので、
その点だけ注意して読み進めてください。

品川区では、「基本指数」(上の表)と「調整指数」(下の表)を足して、
トータルの指数を計算する方式になっています。
※運営者の自治体では、3種類の指数をそれぞれ計算して組み合わせる方式でした。
 例えば、「A-6-1」のような感じです。

まず、上の表(「基本指数」)の指数を確認しましょう。
例えば夫婦共働きフルタイム(1日8時間、週5日勤務)の場合は、
指数が20ずつで計40になります。

また、奥さんがフルタイム勤務、旦那さんが休職中の場合には、
20+4=24が指数になります。

※品川区の場合は、両親別々に指数を計算して合算する仕組みですが、
 運営者の自治体では、両親どちらか低い方の指数で計算、となっていました。

次に、調整指数の項目の中で、自分に当てはまるものを加算していきます。

一人親世帯や、きょうだいがいる場合、両親の一方が単身赴任の場合などは、
多くの自治体で加算になる要素ですが、
品川区の場合は、保育士で保育園勤務、医師・看護師で医療機関勤務の場合も加算要素になっていますね。
このような自治体独自の加算項目も確認しましょう。

例えば、夫婦フルタイム共働き(1日8時間、週5日勤務)、
第一子、親子ともに特別支援必要なし、マイナス項目なし、
という場合は、上の図で調整項目の加算はないので、
一番初めに計算した40点というのが、トータルの指数になります。

 

必ず確認するべきポイント

そして、最後に見落としてしまいそうになりますが、一番大事な箇所です。
調整指数の表の赤枠で囲っているところを注意して見てください。
なぜかというと、実質この優先順位が入園できるかどうかの分かれ目になるからです。

というのも、夫婦フルタイム共働き、第一子、調整指数加算なし、という家庭が一番多く、
どの家庭も指数は同じになることが多いです。
なので、激戦区の場合は、この最後の優先順位で入園の可否が決まると言っても過言ではないです。

同一指数の場合の優先順位を見ていくと、
①基本指数(表1枚目)の高いもの=就労状況など育児以外に時間拘束が長い人を優先
②課税額の低い人=収入が低い人優先
③同居の祖父母がいないこと
④区内在住年数の長い人

となっています。

ということは、実質収入の低い家庭から順に入園できるということですね。
なぜそうなるのかというと、
①の「基本指数」とは、1つ目の図に記載されていた、
就労等の育児以外にどれだけ時間を取られるかの点数なので、
夫婦フルタイムであれば①の基本指数は、ほぼ満点の家庭が多いです。

そうなると、①はどの家庭もほぼ同じ点数になるので、
次の②収入が低い、という項目で優先順位をつけることになります。
もし1円単位まで収入が一致している家庭があれば、
③や④の優先順位も検討材料になりますが、
全く同じ収入となるとほぼいないと思われるので、
実質②の収入が低い人順で決まると思っておいて大丈夫です。

 
会社員かおり
ちなみに、私の自治体では、最後の優先順位は、
①養育しているこどもが3人以上 ②所得のより低い家庭、となっていました。
こども3人以上の家庭はあまりいないので、
激戦区の場合は、実質、②の所得の低い順で決まっていました。

わからない時は役所に聞く

指数計算の方法でわからない時は、役所の保育園担当の窓口に行けば丁寧に教えてもらえます。
電話で答えてもらえる場合もあるので、
もし窓口に行くのが大変だという方はとりあえず電話してみてもいいかと思います。

別の記事で、翌年度4月に認可園入園を目指す方は、
夏に役所の窓口に行くことをお勧めしているのですが、その時にも詳しく教えてもらえます。

自分では見落としていた加算できる項目や、ここをこうしたら加算できる、
というようなことも相談すれば教えてもらえるので、
「自分で計算したけど合ってるか不安」という方は、ぜひ窓口で聞いてみてください。

まとめ

 
・調整指数とは、保育園の必要度を点数化したもの

・指数の計算方法は、役所で配布している書類に記載されている

・細かい計算方法や加算項目は自治体ごとに違う

・最後の優先順位も必ず確認する

・わからない時は、役所の窓口に相談する

 
調整指数は、保育園の必要度を点数化したもので、
その点数が高い順から希望する認可園に割り振られます。

なので、調整指数を理解しておくのは、保活を進める上で必要不可欠です。
細かい字で書かれていますが、最後の優先順位についても必ず確認してください。
激戦区の場合は、最後の優先順位が入園できるかどうかの分かれ目になることも多いです。

また、指数が加算されるポイントや計算方法は、各自治体で若干違いがあるので、
自治体で配布や公開されている書類を確認しましょう。

そして、計算方法は役所の窓口でも教えてもらえます。
よくわからなかったり、計算結果が合っているのか不安な時は窓口で聞いていましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました